妻の一言で家事の疲れが吹き飛んだ話
僕(シキ)は少し前に主夫になった
元々フリーランスで働いていた僕は日中家にいることも多く、主夫になる前から家事や育児に積極的に取り組んでいた
だからハル(妻)が再就職したいと言い出した時、今まで通り仕事をしながら家事や育児をすれば良いと考え、ハルを喜んで送り出した
…でも違った
仕事の合間にハルの手伝いとしてやる家事育児と、自分が主夫としてやる家事育児はまるで違った
一番は「自分が動かなければ何も進まない」こと
子どもが泣いたら仕事を中断して子どもの世話に回らなければならない
僕が夕食を作らなければ料理は一品もできない
掃除も洗濯も同じ
だから主夫になったばかりの頃は毎日思っていた、「何で僕がこんなことしないといけないの?」と
自分で選択したことだというのにね…
と同時に外で仕事をしているハル(妻)が羨ましくて仕方がなかった
子どもが泣いても仕事を中断しなくて良いし、家に帰れってくればご飯がある
ハルが何もしなくても家の中のことが勝手に進むから
そんなことを思っていたある日、ハルが僕の作った料理を食べて「美味しい」と言ってくれた
その言葉を聞いて自分の中のわだかまりがスッとなくなっていくのを感じた
思い返せばそれまでにも美味しいとかありがとうとか、いっぱい言ってくれていたと思う
でも日々の家事育児に手いっぱいだった僕はそれらを全く受け取れなかった
要するに家事を面倒に感じていた一番の原因は耳を塞いでいた僕自身だったってわけ
以後それまでとは違った心持ちで家事や育児に取り組めるようになった
まぁでも家事や育児が面倒であるのは否定しない笑
でも面倒なだけじゃないということがわかったので、今日も家族のために家事育児を頑張れる
おわり
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